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2019/02/10/SUN TRIODE試聴会 |
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当社で毎年ホテルの一室を借りて行っている試聴会に参加頂いているTRIODEの山崎代表ですが、いつも1日限りの試聴会の為、何社かデモンストレーションする状態ではどうしても各メーカーの持ち時間が短い為、今回改めてじっくりと時間を頂きまして店内試聴会を開催するはこびとなりました。
今回はTRIODEの新商品を引き下げて、一押しの300BのモノラルパワーアンプTRX-300Mや真空管プリのTRX-1、MQAで話題のカクテルオーディオのハイエンドモデルX45proとX35の2機種を用意し、店頭展示のB&W803D3にて試聴頂きました。
当日は連休の中日なのでお客さんの入りも心配していましたが、蓋を開ければ下の写真の様に立ち見になるほどの満員で、皆様のオーディオ熱が伝わってきます。 |
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午前と午後の2回に分けての開催になりましたが、説明の6割程がカクテルオーデオで、案の定その機能がどこまで出来るのかという説明と比較試聴に時間を費やした配分となり、来店頂いた方たちも終始真剣に耳を傾けていました。
カクテルオーディオは韓国のNOVATRON社がつくる、ミュージックサーバーというデジタルソースをこの一台で再生可能な他にない商品で、そのコンセプトにドイツのオーディオショウで出会った山崎氏もその可能性を見い出し輸入することにしたそうです。
一般にハイレゾなどのデジタルデーターを再生するには通常、PCやDAC、ネットワークオーディオ、NASと言った具合にそれぞれの機器を駆使して構築していかなければならず、勿論パソコンの操作やネットワークの設定する知識などが必要条件になります。カクテルオーディオも基礎知識は必要となりますが、今自分が持っている装置に足すだけでデジタルに関するあらゆることが出来るのは、あまりデジタル系の知識に自信がない人でも手軽に始められるのが最大の魅力でしょう。
デジタルの環境も目まぐるしく変わる昨今ですが、話題のMQAの再生は勿論のこと、CDのデーター化やネットワークオーディオの機能、アナログの録音からストリーミングまでを実際に
体験して頂き、音の違いを確認して頂きます。 |
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さて、まずはMQAとは?となって行きますが、細かな説明は避けますが簡単に言いますとCDソフトの中にハイレゾのデーターが折りたたんであるディスクで、MQA対応の機器で再生すればハイレゾ音源のデーター量の多い音源が再生できます。
実際に通常のCD音源に比べても、情報量が増し、音の粒立ちも細かくなり、より空間表現が豊かになっていきます。DISKのこれからの存続にもMQAに期待ですね。
カクテルオーディオはCDプレーヤーとしての機能やMQA再生だけではなく、CDソフトのデーター化(リッピング)や、
インターネットへ繋ぐ事によりネットから音楽を購入して本体の着脱式HDDやSSDに貯めて聴くことが可能で、様々な形式のファイル再生にも対応しています。又、音楽配信(月契約で音楽が聴き放題)というストリ−ミングサービスも契約すれば各社聴くことができます。入力もデジタルやアナログ、フォノなど豊富で、レコードも聴け、レコード自体の音源もデーター化が可能です。
デジタルソースでしたかったことがこの一台で本格的に出来てしまうのがカクテルオーディオの特徴で、来店頂いた方も、それぞれの音源の違いや実際のストリーミングでの音など一通り体感して頂き、山崎さんのデモンストレーションに皆納得のご様子で、百聞は一見にしかずといった感じでしょうか。
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真空管に詳しい方には釈迦になんちゃらですが、真空管アンプは真空管自体が増幅素子で差込式の為、同じ型式でもメーカーや年代が違うと音が違い、知識のある方は差し替えてその音の違いを楽しめます。実際にTRV-A300XRでPSVANのWE300BとTRIODEの300Bで実際に真空管を交換した際の音の違いも社長自ら実演して音の違い体験して頂きました。TRVA300XRは固定バイアス式ですが表のツマミでバイアス調整が可能ですので出力管も自分で交換可能です。(交換不可な機器もあり) |
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TRIODEのハイエンドクラスのモノラルパワーアンプのTRX-M300もじっくり聴かせて頂きましたが、トランスが大容量の為か、出力8W+8Wとは思えないほどしっかりとした低域の表現力で、更にPSVANのWE300とWE274Bが標準装備の為、解像度が高くA級特有の、広がりを感じられる音色が特徴的で、トランジスタアンプとはまた違った楽しみ方が出来て、あらためて真空管の魅力や更なる可能性を感じました。
デジタル機器にもよりますが、DSDやハイレゾ音源などの情報量が多いソースが最新の真空管アンプでどれだけ表現できるかシンプルに興味があるところでしたが、S/Nや解像度が非常に高くトランジスタアンプに比べても遜色のない表現力で、調整によっては真空管の音色を生かし、好みの音作りも可能です。デジタルもアナログも更なる進化に期待しつつ、オーディオの選択が又一つ増えましたね。
やっぱオーディオはおもしろい。
菊地 |
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