そして話題はCDプレーヤー(D700)へと移っていきます。
なんと12年ぶりのモデルチェンジを果たしたフラッグシップ!
なぜそこまで息の長いCDプレーヤーが作れるのか?とても気になっておりましたが、
やはり部品から自社生産というクラフトワークにて制作されているところが大きいようです。
その秘密の一つのカギが、このCDプレーヤー「ディスクの回転音がほとんどしない」という事。
→なぜか?
自社生産最大の強みとして独自のピックアップを内製できるという事。つまりは読み取り精度が
圧倒的に高いピックアップを作ることが出来る為、正確に信号が読める
→正確に読めるので何度も読む必要が無い(すなわちディスクの回転はゆっくりでいい)
→実際、他社製CDプレーヤーよりもかなりゆっくり回転しているようです。
通常CDプレーヤーはこの「正確さ」を出す為に何度も信号を読みに行くので高速回転する
必要があるらしいのです。
→ゆっくり回転すると何がいいのか?
振動が発生しにくくなりハイパワーなモーターも必要ない為そこから発生するノイズや動かす為の
電力も小さくて済む。さらに回転するディスクを押さえつける必要もない等のメリットがあり
その分の筐体強度や電源等を音質向上の為に割り振る事が出来てしまう
輿水氏の説得力のあるデモの波状攻撃に「なるほどー」と頷きまくる一同。
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