NuForce 試聴会
今回はフューレンコーディネートで扱っているNuForce(ニューフォース)の試聴会を行いました。NuForceは
2002年に出来たアメリカのアンプブランドで、いわゆるデジタルアンプとよばれている原理に独自で開発した”アナログスイッチング”方式を採用した異端児的な存在のアンプです。兼ねてからうわさだったデジタルアンプの超広帯域にすばらしいドライブ能力を確かめるべく、多数のお客様にお越し頂きました。試聴スピーカーはB&W802D.
今回新しく発売したプリアンプのP-8、まさに”忠実な音楽再生”という言葉がぴったりなプリアンプというのが印象的。
こちらはプリメインアンプのIA-1E、セパレートタイプに比べるとややレンジ感が落ちるが非常にバランスがよい印象。横に広がる感じの鳴り方は面白い。
P-8は入力がライン3系統と3.5mmステレオミニジャック1系統。出力はバランス、アンバランス1系統ずつです。
P-8と一緒に発売されたモノパワーアンプのReference9 V2 、今までの印象ですとデジタルアンプは低域に力がなかったが、これは低域が非常に下に伸びる鳴り方で、NuForceが言う”アナログスイッチングアンプ”方式の効用なんでしょうか。

Reference9 V2の背面。
お客様の反応としてはさまざまでしたが、S/Nもよく再生周波数が広いとても魅力のあるアンプでした。フライングモールに比べるともっと音色が付いた感じで好みが別れるでしょう。もちろん全てにマッチするとはいきませんでしたが、箱で鳴らすスピーカーや古いTANNOY,JBLの紙系のコーン紙のスピーカーなどには、レスポンスが上がりうまくマッチするようです。組み合わせを間違えなければかなりの相乗効果が期待できるでしょう。(あくまで私菊地の意見です。)

プリメインのIA-1Eはライン入力4系統ある内INPUT4をプリアウトにアップグレード可能です。
アップグレード費用は\6,300税込み(パーツ代、技術料込み)