FOSTEX試聴会

今回は日本が誇るユニットメーカーフォスター電機のブランドFOSTEXの試聴会を開催致しました。
昨年末の当店主催の2008試聴会にも登場したG2000に加え、今年秋に発売されるGX100の上位機GX103/GX102とGX100用スーパーウーファーCW200/専用スタンドSG600をご用意。充実したFOSTEXのラインナップを存分に聴かせて頂きました。

やはりメインになったのはG2000、ユニットメーカーならではの拘りの純マグネシウムユニット。ツィーターには直径25mmの振動板を採用、通常のドーム型ではなくセンターに一本の突起を持たせる事により大きなピークを発生することなくナチュラルに伸びた最高域を実現。又、スコーカーには純マグネシウムの素材を独自のねじれた構造の振動板に加工、形成が難しくはじめは作るのにすぐ割れていたそうです。

GX100の内部。ウーファーの金型はG2000のスコーカーと同じ物を使用し形成、こちらはマグネシウムではなくアルミ合金。隣の写真はGX100に新製品のサブ・ウーファーCW200Aを繋いだ様子。GX100の専用ウーファーの要望が多かったそうで、2WAYでは表現しきれない部分をうまく補っており、この小さいスピーカーが鳴ってるの?と疑ってしまう迫力のサウンドに大変身してしまうのには驚きです。
大型のスピーカーに劣らない音場ができ、考えとして面白い。CW200Aは20cmのウーファーを使用し、箱は密閉形。組み合わせるスピーカーによってローパスフィルターのクロスを50Hz〜150Hzの範囲でコントロールが出来る多目的なウーファーです。ダブルで使用するのがより効果的。
今回FOSTEXのG2000に合わせたのはLUXMANの純A級M-800AとコントロールアンプC-800f、SACD/CDプレーヤーにD-08の錚々たるラインナップ。充実した時間が過ごせました。