今回はリモートでの試聴会を含めると、3度目となるDS AUDIOの店内試聴会になりました。 代表の青柳氏自ら来店頂き、新商品の光カートリッジDS-W3と偏心スタビライザーのES-001を引き下げての登場です。 |
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青柳さんも話してましたが、全国で商品説明をしていると、光カートリッジを根本的に理解されている方とそうでない方がまだまだいらっしゃる様で、私たちも店内でお話ししていると、従来の磁石とコイルで増幅させるカートリッジがイコライジングされている事もいまいちピンと来ない方もおられます。 簡単に言うと光カートリッジの最大の特徴はRIAAカーブなどのイコライジングに左右されず高出力且つフラットにレコードを読み取ることができる事に尽きます。 という事は、基本的にレコードに刻まれている音源を製作者の調整した音調そのまま読めるという事ですので、本気でアナログ再生を取り組んでる方にとっては朗報の、イコライザーカーブを調整せずそのまま再生するという画期的な商品です。40年以上前にこのような技術があった事にも驚きですが、埋もれてしまった技術を復活してくれたDS AUDIOにも感謝です。 |
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新製品のW3の次は何やら面白いものを持ってきて頂きました。 |
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来店された方々も、せいぜいワウフラッターが出た波打つ音が整うくらいの感じにしか考えていなかったようで、レコードを中心に合わせた音に皆聴いた瞬間 ”違う、違う” の声や、うなずいている方など納得のご様子で、イメージとすればもわっとした低域が明瞭になって解像度が増したり高域も伸びた様になり、ボーカルなどは声の存在感が増え回りのざわつきが静かになったりと、シッカリとトレースされて中心に合わせなかった時との大きな違いが分かりました。 2022 7/24 菊地 |
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