HARMONIX REIMYO CONBAK試聴会
今回は東北地区正規代理店就任を記念して海外で人気を博している日本のメーカー、コンバックコーポレーションの試聴会を開催いたしました。
  コンバックは高音質CDで有名なXRCDをはじめ、ハーモニックスのケーブルやアクセサリー、レイミョウなど 日本の製品を世界へ発信している会社で独自の販売展開で顧客を獲得し好評を得ているメーカーです。
  当店にての試聴会に当たり、見ただけでは分からないHARMONIXのチューニングデバイスを中心に機器へのセッティングでどのように変化するか、コンバック石橋氏を迎え実際に実演しながらの試聴会となりました。
HARMONIXはチューニングフィートと称し、コンバック独自で開発した整振技術での本格的なチューニング商品で、スピーカーやアンプなどの電気的や機械的な歪みを取り、本来の性能を発揮させます。
 具体的には全帯域のバランスが整い、中域は豊潤かつ繊細な印象に変わり、高域は耳障りなザラつきが取れ、低域は深さを増して自然な帯域の広がりが感られるようになっていきます。
チューニングフィートを取り付け後、時間の経過と共にだんだんと音質が改善していく商品です。
今回は店頭のB&W803D3とACCUPHASE DP-720/C-2420/A-75を使用し、任意の異なるジャンルのCDをVOCAL→CLASSIC→JAZZと順番に同じ曲を使用前、使用後と繰り返しチューニングフィートを一つずつ機器の下に入れて音の違いを確認していきます。
まずはB&W803D3の下にハーモニックスRF-999MTMK2とTU-303EXを順番に敷いていきました。
下記の写真ようにスパイクが直に床に設置された状態から一つずつチューニングフィートをスパイクの下に入れて音の変化を確認していきます。

勿論、803D3そのものの音質は非常に解像度と情報量が高い優等生なモニタースピーカーですが、チューニングフィートを入れるとそこから彩りが見えて中低域の厚みが増していきます。同じ傾向のものを足していくと音色も上塗りされていくようです。
次にACCUPHASEパワーアンプA-70にTU-666Mを入れます。こちらは高域の伸びが増し全体的に音質のグレードが上がっていくのが感じられます。

面白いもので詳細な理由は判りませんがチュニーングフィートは時間の経過と共に音がまとまっていくのが聴いているそばから判り、全体に整振されていくようです。又、外した後も若干余韻が残ります。
午後に来られた方々は余韻がお店に残ってしまい正直、午前中に来店された方々の方が変化がより感じられたのではないでしょうか?
その他、スピーカーケーブルや電源ケーブルなどチューニングフィート以外のアクセサリー類も試聴しました。又、音質向上の秘訣やメーカーならではの実体験のある貴重なお話もご来店頂いた方々は聴けた事と思います。
ケーブルなどはそれぞれ好みがあると思いますので割愛致しますが、音の質感、中低域に不満があるなど、ハーモニックスを試してみたいという方は是非当店へご来店もしくはお問い合わせください。

尚、コンバックで取り扱っておりますXRCDは常時当店で販売しておりますので当店へお問い合わせください。