しかしでかい!こんなに大きかったかと思うくらい、存在感抜群なオートグラフ。やはり大きなスピーカーはいい!と皆が口をそろえる中、これでもかとのパフォーマンス。オーケストラの演奏に酔いしれ、その場にいるような錯覚が体験でき、一瞬で音楽の中に入り込める魅力は今も健在。
そのままでも非常に満足する豊かな音楽表現のこのオートグラフですが、やはり現代のユニットに比べると若干レンジが狭く感じてしまうK3808のユニット。今回は補助的に振動板を使わないアカペラのイオンツイーターをほんの少しだけ足して、鳴っているか分からない程度に調整してやると邪魔にならずうまくレンジ感が更に広がり高域の伸びが良くなります。全体的に音の隅々にイオンツィーター独特の潤いがでてくるのも魅力。
試聴機のLINNのLP12は本体にEKOS SEのアームにKEELを装着。電源にLINGO、フォノイコにLINTOのフル装備 カートリッジは勿論AKIBA。