A-200の時も感じた、音の立ち上がりと立下りが非常に自然で、ダンピングファクターがA-65より2倍の800に上がったという実力を感じました。
パワーはA級60W+60W(8Ω)とA-65と変わりませんが、音質は前よりも更にクリアーな音色でS/Nが上がってより静かになったようです。お客様も自慢の愛聴盤をいくつか掛けて真剣に耳をかたむけていましたがその中で試聴で掛けた仙台公演”COUNT BASIE LIVE IN JAPAN”はこのアンプの特徴が上手く出たかと思います。
ダイナミックな部分はそのままに、楽器の演奏それぞれが邪魔にならなず互いに分離されていて、ひとつひとつが丁寧に表現されます。又、音抜けがよく自然な感じでライブ盤を楽しむことが出来ました。