Accuphase A-70 試聴会
今回は発売直前のACCUPHASE純A級ステレオパワーアンプA-70を先取りして店内試聴致しました。
春の季節が少し逆戻りした天候の中、今回も沢山の方にお越し頂き大変感謝しております。
さて、前作のA-65のフルモデルチェンジになるA-70。40周年記念の純A級モノラルパワーアンプA-200のノウハウが惜しみなく投入され、かなりリニューアルされたイメージですが、実際はどのような音なのか私も楽しみでした。
今回用意したのは、SACD/CDプレーヤーに一体型最上位機種DP-720と、プリアンプも最上位機種C-3800、クリーン電源PS1220を使用しB&W802Diamonndoにて試聴していただきました。
A-70の特徴を熱く説明をして頂いた営業の小串課長。
試聴開始時刻より前にお客様が揃ったこともあり、30分早く開始してほぼ一日中何度も説明して頂き大変お疲れ様でした。

A-200の時も感じた、音の立ち上がりと立下りが非常に自然で、ダンピングファクターがA-65より2倍の800に上がったという実力を感じました。
パワーはA級60W+60W(8Ω)とA-65と変わりませんが、音質は前よりも更にクリアーな音色でS/Nが上がってより静かになったようです。お客様も自慢の愛聴盤をいくつか掛けて真剣に耳をかたむけていましたがその中で試聴で掛けた仙台公演”COUNT BASIE LIVE IN JAPAN”はこのアンプの特徴が上手く出たかと思います。
ダイナミックな部分はそのままに、楽器の演奏それぞれが邪魔にならなず互いに分離されていて、ひとつひとつが丁寧に表現されます。又、音抜けがよく自然な感じでライブ盤を楽しむことが出来ました。

従来のA級アンプを想像した”ふわーっとした感じ”を想像した人は逆に音のクリアさに驚くかも知れませんが、それだけソースの音に対応できる実力のあるパワーアンプに間違いはありません。
当店でも常時試聴可能に出来るよう、A-70の展示も致しましたので
試聴されたい方は是非とも当店へお越しください。お待ちしております。

2014/04/05
菊地