アキュフェーズ試聴会

今回は新発売のデジタルチャンネルディバイダーDF-45をはじめとしたマルチシステムの試聴会を開催いたしました。
試聴機はSACD/CDプレーヤーに店頭展示のDP-78、プリアンプに今回東北初だったC-2800のマイナーチェンジ版のC-2810。ヴォイシング・イコライザーDG-38で音場補正をし、今回メインのDF-45にデジタルで入力。フルデジタル信号処理の後、新商品のデジタルパワーアンプPX-650と、店頭展示のP-5000に入力。計8CHの出力を今回アキュフェーズさんで用意して頂いたJBL 4344MKUのユニット直接、ネットワーク通さず個々へ入力し試聴いたしました。更に電源はPS-1210を使用。

今度発売のステレオプリアンプC-2810。前回と最大の違いはアキュフェーズの特許AAVA方式ボリューム・コントロールの見直しで、操作時のチリチリ音をほぼ聞こえないぐらい減少させS/Nを向上させた。又、後面に取り付けていた位相切替を前面に配置し無鉛ハンダの使用や天板の通気の変更などマイナーチェンジではなくほとんど変更しているようです。

今回のメインのDF-45、開発した設計担当者も同席し設計の意図、回路の説明など詳しく案内がありました。DF-45はマルチアンプシステムに画期的なフルデジタル信号処理を実現。これにより、59ポイントのカットオフ周波数、スロープ特性、タイムアライメント、位相、レベルコントロールのすべての機能を、手前のつまみで最大4CHまでをデジタル処理での調整が可能。さらに作成した音が5種類メモリ-できるのは助かります。
4344などで発生するタイムアライメントの音ずれが調整で合った時などは、音のピントが ピタ!と合ってすっきりし非常に良いです。

上が新発売の6チャンネルデジタルパワーアンプのPX-650。下が店頭展示のP-5000。ウーファーを
P-5000が担当、それ以外はPX-650でユニットを駆動させました。
当店の展示場所の端に70cm角程の柱がある為、
なかなか商品をきちっと鳴らしきれません。DG-38のような音場補正やイコライジングができれば、かなりリスニングの条件が改善され効果がでます。部屋を改造するよりは安いかと思いますが如何でしょうか?
陰に隠していても目立ってしまうクリーン電源、理想の正弦波と比較し、入力波形を補正します。効果大。 その波形を演奏中も常時表示